プロフィール


私は2012年、アジア開発銀行(ADB)の奨学金をもらい日本へ留学し、その後も民間財団による奨学金をもらいながら勉強をしてきました。現在は公共政策分野で研究や仕事からは離れています。ただ、様々なサポートを受けながら勉強や研究ができていたこともあり、自分自身が何か人々の役に立つ活動をしたいと常日頃から考えていました。

 

2014年から日本の 特定非営利活動法人 MP研究会(NPO法人MPKEN)で働き、ベトナム人の留学生や就労者、技能実習生に対して、就職・進学の他、生活サポートなど幅広く担当しています。 また、ベトナム人を受入れている企業に対し、日越異文化コミュニケーション研修を定期的に行っています。

特に最近、日本に滞在するベトナム人に多いのは、メンタル面での相談です。私自身も来日後に日本でカルチャーショックや異文化ということによるコミュニケーションのギャップを数多く体験しました。

その時、認知行動療法(CBT)などを自習しました。そのため、ベトナム人の後輩たちの気持ちを共感でき、先輩という立場で相談に乗っていました。それがいつの間にかベトナム人コミュニティの中で知られる存在となり、カウンセリングの依頼やセミナーでの話者の依頼が来るようになりました。


2020年から WWW.TOMORROW.CARE というベトナム人向けのメンタルケアプロジェクトを立ち上げました。オンライングループトークから個人セッションまで行っています。

上述の通り、現在私はベトナム人のメンタル面の悩みに寄り添う活動をしております。

私はこれまでの経験や知識が日本で生活するベトナム人、そして受け入れてくれる日本社会のために生かせれば嬉しく思います。


ベ ミン ニャット